【病院の紹介】置戸赤十字病院

病院長挨拶

 置戸町唯一の医療機関として、町民の皆様が安心して生活できるよう診療のみならず保健分野においても町民のニーズに応え早朝に健診を実施するなど町民の皆様がこの地で安心して暮らせる心のよりどころとなる病院を目指しています。

 また常に患者さんやご家族の方が何を望んでいるのかを考え、地域に根差した医療を提供するよう日々努力しています。

 今後とも置戸赤十字病院をよろしくお願いいたします。

置戸赤十字病院長 長谷川 岳尚

理念

◎基本理念

私たちは、赤十字の精神のもとに、みなさまがこの地域で安心して暮らせる心のこもった医療を行います。

◎基本方針

患者さんの権利

私たちは患者さんの権利を尊重いたします。

私たちの使命

◎日本赤十字社の使命

わたしたちは、
苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、
いかなる状況下でも、
人間のいのちと健康、尊厳を守ります。

◎わたしたちの基本原則

わたしたちは、世界中の赤十字が共有する7つの基本原則にしたがって行動します。

人 道:人間のいのちと健康、尊厳を守るため、苦痛の予防と軽減に努めます。
公 平:いかなる差別もせず、最も助けが必要な人を優先します。
中 立:すべての人の信頼を得て活動するため、いっさいの争いに加わりません。
独 立:国や他の援助機関の人道活動に強力しますが、赤十字としての自主性を保ちます。
奉 仕:利益を求めず、人を救うため、自発的に行動します。
単 一:国内で唯一の赤十字社として、すべての人に開かれた活動を進めます。
世界性:世界に広がる赤十字のネットワークを生かし、互いの力を合わせて行動します。

◎わたしたちの決意

わたしたちは、赤十字運動の担い手として、
人道の実現のために、
利己心と闘い、無関心に陥ることなく、
人の痛みや苦しみに目を向け、
常に想像力をもって行動します。

概要

敷地面積 7,080.27㎡
所有地 3,657.31㎡
借地 3,422.96㎡
構造規模 鉄筋コンクリート地上3階建
塔屋 1階建
延べ床面積 6,916.24㎡
許可病床 95床(療養病床:48床、一般病床:47床)
標榜診療科 内科・リハビリテーション科
その他診療 各種健康診断、生活習慣病予防健診
機能・認定 保険医療機関、救急告示病院、生活保護法指定医療機関
労災保険指定医療機関、公害医療機関、日本糖尿病学会認定教育施設
NST稼働施設、臨床研修協力施設、臨床研修病院
公益財団法人日本医療機能評価機構病院機能評価認定病院
厚生労働大臣の定める掲示事項
1、入院基本料に関する事項

①3階病棟(障害者施設等入院基本 10対1入院基本料)
入院患者10人に対し1人以上の看護職員(看護師及び准看護師)を配置しており、1日に平均13人以上の看護職員、5人以上の看護補助者が勤務しています。
なお時間帯ごとの配置は次のとおりです。(2交代制)
・朝8時20分〜夕方16時55分まで
 看護職員1人当たりの受け持ち数は5人以下
 看護補助者1人当たりの受け持ち数は18人以下
・夕方16時55分〜朝8時20分まで
 看護職員1人当たりの受け持ち数は19人以下
 看護補助者1人当たりの受け持ち数は36人以下

②2階病棟(療養病棟入院基本料1)
入院患者20人に対し1人以上の看護職員(看護師及び 准看護師)を配置しており、1日に平均6人以上の看護 職員と6人以上の看護補助者が勤務しています。
なお時間帯ごとの配置は次のとおりです(2交代制)
・朝8時20分〜夕方16時55分まで
 看護職員1人当たりの受け持ち数は7人以下
 看護補助者1人当たりの受け持ち数は11人以下
・夕方16時55分~朝8時20分まで
 看護職員1人当たりの受け持ち数は24人以下
 看護補助者1人当たりの受け持ち数は23人以下


2、入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制及び褥瘡対策、意思決定支援及び身体拘束最小化について

当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者さまに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、栄養管理体制及び褥瘡対策、意思決定支援及び身体拘束最小化の基準を満たしております。


3、入院時食事療養費について

入院時食事療養(I)の届出を行っており、管理栄養士によって 管理された食事を適時・適温にて提供しております。
(夕食については午後6時以降)


4、医療情報取得加算に係る院内掲示

当院はオンライン請求・オンライン資格確認を行う体制を有しています。
受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めております。
正確な情報を取得・活用のため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いします。


5、入退院支援(入退院支援加算)に係る院内掲示

患者さんが安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように地域の医療機関や介護施設等と連携し退院のご支援を実施しております。


6、明細書発行体制について

医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
また公費負担医療の受給者で、医療費の自己負担のない方についても明細書を無料で発行しておりますので、会計窓口にてその旨お申し付け下さい。
明細書には使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されています。その点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合、その代理の方への発行を含めて明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。


7、院内トリアージ実施料の算定に係る院内掲示

当院は院内トリアージ実施料の届出を行っており、夜間、休日または深夜において、受診された初診の患者様(救急車等で緊急に搬送された方を除く)に対して、来院後速やかに緊急性について判断をした場合、診療にかかる料金に「院内トリアージ実施料」を算定させて頂いております。


8、後発医薬品(ジェネリック医薬品)について

当院では後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しております。また医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画等の見直し等、適切な対応ができる体制を整備しております。状況によっては患者さんへ投与する薬剤が変更となる可能性があります。ご不明な点がありましたら主治医又は薬剤師にお尋ね下さい。


9、長期処方・リフィル処方箋

患者さんの状態に応じ外来において28日以上の長期処方、リフィル処方箋に対応しています。患者さんの病状を考慮し医師が判断すること、薬剤に制限があることから全ての患者さんに対応できるとは限りません。


10、一般名処方加算に係る院内掲示

当院では後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※一般名処方とはお薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。


11、禁煙外来(ニコチン依存症管理料)に係る院内掲示

当院はニコチン依存症管理料の届出を行っており、禁煙の為の治療的サポートをする禁煙外来を行っています。


12、病院職員等の負担の軽減及び処遇の改善に関する事項

当院では、下記項目を含めた病院職員等の負担の軽減及び処遇の改善に向けた様々な取り組みを実施しております。
・医師と医療関係職種における役割分担に対する取組み
・医療関係職種と事務職員等における役割分担に対する取組み
・看護職員の負担軽減に関する取組み


13、情報通信機器を用いた診療に係る院内掲示

当院では、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(厚生労働省)を遵守し、オンライン診療を実施しています。
情報通信機器を用いた診療の初診の場合には、向精神薬を処方いたしません。


14、その他

①当院では感染制御チームを設置し、院内感染状況の把握、抗菌薬の適正使用、職員の感染防止等を行い、院内感染対策を目的とした職員の研修を行っています。地域の医療機関、保健所や医師会と連携体制を構築しています。
②当院では医療安全に関する指針を策定、安全管理室を 設置するとともに患者さんの安全を推進する委員会を定期的に開催し、安全対策に関する取り組みの評価を行っております。受けられた医療に関する疑問や相談等、指針閲覧等のご希望がありましたら、職員へお気軽にお申し出下さい。
③当院は個人の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することを社会的責任と考えます。個人情報保護に関する方針を定め、職員及び関係者に周知徹底を図り、個人情報保護に努めます。
④当院では屋内外を問わず、「病院敷地内全面禁煙」となっておりますのでご理解とご協力をお願いします。
⑤当院は厚生労働省指定の臨床研修協力病院です。指導医の指導・監督のもと研修医が外来・病棟等で診療を行っております。また様々な職種の実習生等を受け入れている施設でもあります。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。


15、北海道厚生局に届出を行っている事項

①基本診療料の施設基準に係る届出01)障害者施設等入院基本10対1入院基本料
<注10看護補助体制充実加算 注11夜間看護体制加算>
02)療養病棟入院基本料1<注13看護補助体制充実加算>
03)感染対策向上加算2<注3連携強化加算>
04)臨床研修病院入院診療加算
05)特殊疾患入院施設管理加算
06)療養環境加算
07)情報通信機器を用いた診療に係る基準
08)医療安全対策加算2
09)療養病棟療養環境加算1
10)診療録管理体制加算3
11)後発医薬品使用体制加算1
12)データ提出加算2及び4
13)認知症ケア加算3
14)入退院支援加算2

②特掲掲診療料の施設基準に係る届出
01)糖尿病合併症管理料
02)糖尿病透析予防指導管理料
03)院内トリアージ実施料
04)ニコチン依存症管理料
05)薬剤管理指導料
06)検体検査管理加算(II)
07)CT撮影(16列以上64列未満のマルチスライスCT)
08)脳血管疾患等リハビリテーション料(II)
09)廃用症候群リハビリテーション料(II)
10)運動器リハビリテーション料(I)
11)呼吸器リハビリテーション(I)
12)集団コミュニケーション療法料
13)輸血管理料II<輸血適正使用加算>
14)胃瘻造設術<胃瘻増設時嚥下機能評価加算>

③厚生労働省が定める手術《医科点数表第2章第10部手術通則第5号及び第6号に掲げる手術》の施設基準に係る実績について
(令和5年1月〜12月)
手術に係る院内掲示別掲示のとおり


16、保険外負担に関する事項

当院では以下の項目について実費負担をお願いしています。
①病衣代:1日55円
②各種診断書及び証明書等料金など:別掲示のとおり
③その他保険外負担に係る事項:別掲示のとおり
【別掲示(PDF)】


17、院内トリアージ実施料の算定について

【別掲示(PDF)】


18、「個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書」の発行について

【別掲示(PDF)】

施設基準の届け出 ・2階病棟 【別掲示(PDF)】 ・3階病棟 【別掲示(PDF)】

沿革

昭和22年2月 北見赤十字病院置戸分院として診療開始(許可病床数21床 開設許可年月日:昭和22年1月21日)
昭和29年4月 北見赤十字病院から独立置戸赤十字病院となる(許可病床47床)
診療科目:内科・外科
昭和32年9月 病院本館をブロック造2階建に新築(許可病床53床)
昭和40年10月 病棟増築・木造モルタル造(許可病床65床)
昭和50年1月 病棟改築工事(一期・二期・三期)施行(許可病床95床)
鉄筋コンクリート造3階建 面積2,398.4㎡
昭和56年12月 病棟敷地:置戸町より借用地を取得 面積2,466㎡
昭和58年5月 非常用発電機室兼患者用乾燥室新築
昭和60年9月 サービス棟を増築 面積512.7㎡
平成7年10月 置戸町農業共同組合の隣接地を買収 面積1,846.41㎡
平成8年9月 増改築工事施工
鉄筋コンクリート造3階建 陸屋根付 面積4,005.12㎡
平成10年7月 療養型病床群の設置許可(95床)
平成13年10月 皮膚科・麻酔科標榜
平成15年10月 特殊疾患入院施設管理加算届出(47床)
臨床研修病院(協力型)指定
平成17年3月 臨床研修協力施設認定
平成18年1月 麻酔科休診
平成18年7月 療養病床47床を一般病床に変更(一般47床・療養48床)
平成20年7月 (財)日本医療機能評価機構による病院機能評価更新・認定(病床複合Ver 5.0)
平成24年4月 皮膚科休診
平成25年6月 (財)日本医療機能評価機構による病院機能評価更新・認定(病床複合Ver 6.0)
平成26年10月 救急病院等を定める省令に基づく救急病院認定(救急告示医療機関)
平成30年3月 (財)日本医療機能評価機構による病院機能評価更新・認定(慢性期病院3rdG:1.1)
令和3年11月 標榜診療科を内科・リハビリテーション科に変更

院内感染対策に関する取り組みについて

【別掲示(PDF)】

看護職員の負担の軽減及び処遇の改善に資する取り組み事項

【別掲示(PDF)】

相談窓口のご案内

【別掲示(PDF)】

予約診療に係る保険外併用療養費について

【別掲示(PDF)】

個人情報の保護

当院は、個人情報を下記の目的に利用し、その取り扱いには細心の注意を払っております。
個人情報の取り扱いについてお気づきの点は、窓口までお気軽にお申し出ください。

◎当院における個人情報の利用目的

●医療提供

●診療費請求のための事務

●当院の管理運営業務

●企業等から委託を受けて行う健康診断等における、企業等へのその結果の通知

●医師賠償責任保険などに係る、医療に関する専門の団体、保険会社等への相談又は届出等

●医療・介護サービスや業務の維持・改善のための基礎資料

●医療の質の向上を目的とした当院内での症例研究

●外部監査機関への情報提供

【付記】

①上記のうち、他の医療機関等への情報提供について同意しがたい事項がある場合は、その旨をお申し出ください。
②お申し出がないものについては、同意していただけたものとして取り扱わせていただきます。
③これからのお申し出は後からいつでも撤回、変更等をすることが可能です。

敷地内禁煙のお知らせ

平成19年9月1日から、当院は健康増進法第25条の定めにより、受動喫煙(他人のタバコの煙をすわされること)防止のため、敷地内での喫煙を禁止しています。
ご理解とご協力をお願いいたします。

カード払いについて

当院では外来・入院診療費の各種カード決済が可能です。

カード決済にはこのようなメリットがございます

●ご利用可能なカード

・クレジットカード(VISA・Master・JCB・Nicos・UFJ)
・キャッシュカード(J-Debit)
※J-Debitと提携している銀行、郵便局など各金融機関のキャッシュカードがご利用できます。
※ご利用できないキャッシュカードもありますので、あらかじめお取引先の 金融機関にご確認願います。

●ご利用いただける時間

●取扱い上のご注意

●お問い合せ先

主な医療機器

◎全身用X線CT装置「OptimaCT660」(64列)

 このCT装置は、連続回転と寝台移動によって、これまで以上に検査時間が大幅に短縮されることにより、待ち地時間の短縮につながるほか、何度も息止めすることもなくなったため、高齢者の方にとって負担が非常に軽くなります。
 しかも、撮影断面だけでなく、三次元画像も作成可能となり、立体的な写真によって診断が格段に向上したほか、高精度なコンピュータ技術により、X線被爆線量も大幅に低減できます。

●全身用コンピュータ断層撮影装置 ボリュームCTスキャナシステム

 当院では医療機器整備の一環として、最新型全身用コンピュータ断層撮影装置「GE(ゼネラル・エレクトリック)製」Optima CT660 FDを設置しています。

 検査はベッドに寝ているだけで終了します。また当院の装置は一回の撮影で同時に複数の輪切り像が得られる最新型ボリュームCTスキャナです。得られた輪切り像から下のような精密は立体像を作ることも可能です。

【CT検査についてのお願い】

この検査は痛みなどはありません。検査を受けられる方はベッドの上で静かに横になってください。
なお、ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。

◎経鼻内視鏡

●高画質画像で早期発見

病変の色と形状から診断を行う電子内視鏡。早期発見には高画質映像が不可欠です。高画質内視鏡が病巣の早期発見に威力を発揮しています。

●極細径スコープでの胃・内視鏡検査のメリット

◎X線テレビ装置「SONIALVISION G4 LX edition」

  このX線テレビ装置は、高画質、低被ばく、使いやすさを兼ね備えております。
 自動昇降機能が付いており、ストレッチャーや車椅子からの移動が容易であります。また、低被ばくであることから患者様の身体的負担をより少なく検査を行うことが可能です。
 骨粗鬆症検査も実施可能でありより精密な測定が可能となっております。

◎生化学自動分析装置

◎フラットパネル立位撮影装置

イベント案内

※イベントが決定致しましたらお知らせ致します※

患者数の動向

【別掲示(PDF)】